シャープは5月9日、新たなハイエンドモデル「AQUOS R8」を発表した。キャリアではNTTドコモが7月下旬以降の発売を予定している。
最新CPU搭載で処理性能が大幅UP
AQUOS R8は、最新のCPUである「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform」を搭載。加えて、シャープ独自のチューニングを施したことで、前モデルのAQUOS R7よりもCPU性能が約70%、GPU(画像処理)性能が約24%、AI性能が約50%向上している。
したがって、ウェブサイトをブラウジングだけでなく、高画質での動画再生や、グラフィックに優れるゲームなども快適に楽しめる。
ストレージにも最新のROMメモリ規格(USF4.0)を採用。前モデルと比較して、読み込み速度が最大約60%、書き込み速度が最大約70%向上した。容量の大きい画像や動画もすばやく表示・保存できる。
また、独自の新しい放熱設計「サーモマネジメントシステム」を搭載。長時間の動画撮影やゲームプレイなど、大きな負荷がかかるシーンでも効率よく熱を放出し、高いパフォーマンスを維持できる。
大型イメージセンサー&ライカカメラ監修のレンズを搭載
背面のカメラは、約5030万画素の標準カメラと、約1300万画素の広角カメラの2眼構成。大型の1/1.55インチのイメージセンサーと、ライカカメラ社が監修したレンズ「ヘクトール」を搭載する点が特徴だ。集光量の多さを活かした、明るく美しい写真を撮れる。
HDR撮影時の画像処理も高速化され、撮影にかかる時間が短縮された。逆光や暗所でも、白飛びや黒つぶれを抑えた写真をテンポよく撮影できる。
最大240Hz駆動のディスプレイを搭載した軽量&タフな本体
ディスプレイは約6.4インチ、FHD+(1,080×2,340)の「Pro IGZO OLED」を搭載。10億色を表現できるのに加え、最大240Hz駆動により映像も非常になめらかに表示される。また、ブルーライトの発行も前機種より約50%低減した。
本体は170g台と軽量。さらに、米国国防省が調達基準として定める「MIL規格」にも準拠し、大幅な温度変化や落下などの衝撃にも耐えうるタフさも特徴だ。防水はIPX5・IPX8、防塵はIP6X相当の性能となっている。
そのほか、カラーは「クリーム」と「ブルー」の2種類。バッテリー容量は約4570mAh。メモリは8GB、ストレージは256GB。生体認証は顔と指紋に対応。nanoSIM+eSIMのDSDVに対応。おサイフケータイも利用可能だ。
◆主なスペック
OS | Android 13 |
サイズ/質量 | 測定中 |
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform 3.18GHz+2.8GHz+2.0GHz オクタコア |
内蔵メモリ | RAM 8GB、ROM 256GB |
ディスプレイ | 約6.4インチFHD+(1,080×2,340ドット) Pro IGZO OLED 1-240Hz可変駆動 |
アウトカメラ | 【標準カメラ】 有効画素数:約5,030万画素 CMOS F値1.9レンズ(広角85°焦点距離23mm相当※35mm換算) 電子式手ブレ補正 【広角カメラ】 有効画素数:約1,300万画素 CMOS F値2.3レンズ(超広角118°焦点距離17mm相当※35mm換算) 電子式手ブレ補正 |
インカメラ | 有効画素数:約800万画素 CMOS F値2.0レンズ(広角78°焦点距離26mm相当※35mm換算) |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
Blutooth | Ver.5.3 |
バッテリー容量 | 4,570mAh |
防水/防塵 | IPX5・IPX8/IP6X/MIL-STD-810G |
生体認証 | 顔認証(マスク対応)、指紋認証 |
その他の機能 | おサイフケータイ/NFC nanoSIM+eSIM DSDV対応 |
◆プレスリリース
スマートフォン「AQUOS R8」を商品化
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