シャープ、1インチイメージセンサー搭載の新フラッグシップ「AQUOS R8 pro」発表

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シャープは、新たなフラッグシップモデル「AQUOS R8 pro」を発表した。発売は、NTTドコモが7月以降、ソフトバンクが7月上旬以降を予定している。

1インチイメージセンサー搭載カメラが進化

AQUOS R8 proでは、ライカカメラ社の監修による1インチイメージセンサー搭載カメラの表現力がさらに進化。

多くの光を集める1インチイメージセンサーと、ライカカメラ社と共同開発したF値1.9/焦点距離19㎜(35mm換算)の「ズミクロン」レンズに加えて、撮影時の光の強さや色味を測定して補正する「14chスペクトルセンサー」を新たに搭載。朝日や夕焼け、室内照明など、さまざまな光の環境に合わせて、肉眼で見たままに近い自然な色合いを実現した。

また、逆光や暗所での撮影時に有用なHDR撮影も進化。処理速度が渋滞モデルよりも約40%向上し、逆光や暗所などの撮影が難しいシーンでも白飛びや黒つぶれを抑えた写真をテンポよく撮影できる。夜間の撮影力も強化され、星空や花火をきれいに撮影するための専用モードも新たに採用した。

さらには、AIエンジンの進化により、動く被写体の認識精度も向上。人物だけでなく、活発に動き回るペットのシャッターチャンスを逃さず、生き生きとした表情まで映し出せる。

本体背面の大型カメラリングで効率的な熱処理を実現

CPUには、高い処理性能を誇る「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform」を搭載。また、本体背面には大型のカメラリングを新たに搭載した。内部の熱を効率的に放出する独自に新放熱設計「サーモマネジメントシステム」によって、長時間の動画撮影など負荷のかかる操作を行うシーンでも、高いパフォーマンスを継続できる。

背面に搭載された大型のカメラリング。内部の熱を効率的に放出する

左側が前モデル「AQUOS R7」のもの、右側が「AQUOS R8 pro」のもの。比較するとその大きさがわかる

独自「Pro IGZO OLED」を搭載 ブルーライトを約50%低減

ディスプレイには、1-240Hzで可変駆動するシャープ独自の「Pro IGZO OLED」を搭載。高い省エネ性能となめらかでクリアな表示を実現した。さらには、美しい表示はそのままにブルーライトの発光を従来モデルよりも約50%低減することに成功。目に優しい表示へと進化を遂げている。

映画館で使用されているHDR映像技術「Dolby Vision(ドルビービジョン)」と立体音響技術「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」にも対応し、約6.6インチの大画面による迫力の映像と豊かなサウンドをじっくり堪能できる。

AQUOS R8 proでは、最大3回のアップデートサポートが保証され、長期間の利用を想定しているユーザーでも安心。また、発売に合わせてシャープ認定アクセサリーとして市販のカメラ用レンズフィルターを装着できる専用ケースも登場する。

◆主な仕様

OS Android 13
サイズ/質量 測定中
CPU Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform
3.18GHz+2.8GHz+2.0GHz オクタコア
内蔵メモリ RAM 12GB、ROM 256GB
ディスプレイ 約6.6インチWUXGA+(1,260×2,730ドット)
Pro IGZO OLED 1-240Hz可変駆動
アウトカメラ 有効画素数:約4,720万画素 CMOS
F値1.9レンズ(焦点距離19mm相当※35mm換算)
電子式手ブレ補正
有効画素数:約190万画素 測距用センサー
14chスペクトルセンサー
インカメラ 有効画素数:約1,260万画素 CMOS
F値2.3レンズ(焦点距離27mm相当※35mm換算)
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
Blutooth Ver.5.3
バッテリー容量 5,000mAh
防水/防塵 IPX5・IPX8/IP6X
生体認証 顔認証、指紋認証(3D超音波指紋センサー「Qualcomm 3D Sonic Max」)
その他の機能 おサイフケータイ/NFC

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