【2023年最新&iOS 16】iPhoneのバッテリーを節約&長持ちさせる方法

iPhone

「ふと画面を見るとバッテリーが10%以下……」
「移動中に動画を見過ぎて残量がピンチ……」
「充電したはずなのにできていなくて一日持つか不安……」

iPhoneユーザーの多くが抱えるバッテリーの悩み。この記事ではバッテリーに関する悩みを解決する節約術をご紹介します。

これさえ読めば、iPhoneのバッテリー持ちが格段にアップし、いつでも安心して使えること間違いなし。バッテリーの悩みを解消して、快適なiPhoneライフを送りましょう!

バッテリーを節約するための10の基本設定

まずは、iPhoneのバッテリーを節約するための「基本設定」を9つご紹介します。このすべてを実践する必要はありませんが、普段から意識的にこの設定を行うことで、バッテリーの無駄な消費を抑えることができるでしょう。

※ 本記事で紹介する設定方法は「iPhone 14(iOS 16.4)」を使って解説しています。設定方法は機種やiOSのバージョンによって異なる場合があります。

①画面の明るさを調整する

iPhoneのさまざまな部位の中でも、最も電力消費が多いのが「画面」です。画面を点灯する時間が長すぎたり、過度に明るかったりすると、電力を消費してしまいます。適切な明るさ/点灯時間に設定して、バッテリー消費を抑えましょう。

「明るさの自動調節」をオンにする

「明るさの自動調節」をオンにすることで、iPhoneを利用する場所に応じて画面の明るさが自動的に調整され、バッテリー消費を抑えられます。十分な明るさがある場所ではやや暗く、やや暗い場所では明るめの設定に自動調節されます。

◆操作手順◆
1. 「設定」→「アクセシビリティ」をタップ
2. 「画面表示とテキストサイズ」をタップ
3. 「明るさの自動調節」のスイッチをオンにする

手動で明るさを調整する

画面の明るさは手動でも調整できます。「明るすぎる」と感じるときは、少し暗めの設定に手動で変更しましょう。

◆操作手順◆
1. 「設定」→「画面表示と明るさ」をタップ
2. 「明るさ」スライダーを左にスライドして画面の明るさを調整

自動ロックの時間を短く設定する

画面がロックされるまでの時間も見直しましょう。iPhoneを使っていないのに画面が点灯していると、その分、バッテリーを消費してしまいます。自動でロックされるまでの時間を短く設定することで、無駄な画面の点灯時間を短縮し、バッテリー消費を抑えることができます。

◆操作手順◆
1. 「設定」→「画面表示と明るさ」をタップ
2. 「自動ロック」をタップし、短い時間を選択

②Wi-Fiを優先的に利用する

Wi-Fiが利用できる場所では、Wi-Fiを優先的に使用しましょう。常時モバイルデータを使用している場合よりも、バッテリー消費を抑えることができます。

◆操作手順◆
1. 「設定」アプリを開く
2. 「Wi-Fi」をタップし、スイッチをオンにする

③Bluetoothを使わないときはオフにする

ワイヤレスイヤホンなどを利用する際に利用する「Bluetooth」も適切に利用することによって、バッテリー消費を抑えることができます。「一度オンにしたらそのまま」という人は、少し面倒ですが、使わないときはオフにする習慣をつけましょう。

◆操作手順◆
1. 「設定」→「Bluetooth」をタップ
2. 使用しない場合は、スイッチオフにする

④ペアリング済みデバイスの管理

一度、Bluetoothでペアリングしたデバイスをそのままにしていたりしませんか? 利用していないペアリング済みデバイスがある場合は、削除しておきましょう。

◆操作手順◆
1. 「設定」→「Bluetooth」をタップ
2. ペアリング済みデバイスのリストを確認
3. 使用していないデバイスの「i」アイコン→「このデバイスの登録を解除」をタップ

⑤未使用アプリの「位置情報サービス」はオフにする

「マップ」アプリを使うときなどに欠かせない「位置情報サービス」。位置情報サービスの設定を見直すことでもバッテリー消費を抑えられます。ほとんど使っていないアプリの位置情報サービスがオンになっている場合は、オフにしておきましょう。

◆操作手順◆
1. 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」をタップ
2. 「位置情報サービス」をタップ
3. 使っていないアプリを選択して「しない」をタップ

⑥バックグラウンドでのアプリ更新を制限

iPhoneはユーザー自身が操作しなくても、「バックグラウンド」で自動的にアプリを更新する機能を備えています。アプリの更新がある場合に、自動で更新してくれる便利な機能ですが、通信を行うためバッテリーを消費しやすいという側面もあります。バッテリーを節約したいときはオフにしておくといいでしょう。

◆操作手順◆
1. 「設定」→「一般」をタップ
2.「Appのバックグラウンド更新」を選択
3. バックグラウンド更新のオフ設定を行う

⑦通知設定の見直し

アプリからの「通知」を見直すのもバッテリー節約には効果的です。とくに通知する必要がないアプリの通知はオフにしておきましょう。

◆操作手順◆
1.「設定」→「通知」をタップ
2. 通知する必要がないアプリの「通知を許可」をオフにする

⑧電池が少なくなってきたら「低電力モード」を使う

「バッテリー残量がいよいよ少なくなってきた」「しばらく充電できないので可能な限り電力を使いたくない」というときは、「低電力モード」をオンにしましょう。

画面の明るさやバックグラウンドでの動作など、一部の機能が制限され、バッテリーの消費を大幅に減らすことができます。

◆操作手順◆
1. 「設定」→「バッテリー」をタップ
2. 「低電力モード」のスイッチをオンに

⑨バッテリー残量を「%」表示に

日頃から残量を意識することも大事です。画面上部のステータスバーにあるバッテリーアイコンは通常はアイコンのみの表示ですが、残量を「%」で具体的な数値で表示することで、残量を意識することができます。

◆操作手順◆
1.「設定」→「バッテリー」をタップ
2.「バッテリー残量(%)」をオンにする

⑩使っていないアプリはそのままでOK!

従来は、起動中であるものの使用していないアプリをこまめに終了するのが、バッテリー節約の定番とされていましたが、iOSの最新版では終了しなくても電力消費が少ない仕様になっています。

いったんスワイプして終了し、再度アプリを立ち上げ直すほうがバッテリーを消費する可能性もあるので、マルチタスク画面でスワイプしそうになってもそのままにしておきましょう。

バッテリーの減りが早いと感じたときの対処法

「朝は90%だったのに、昼にはもう50%まで残量が減っている……」。

このように「バッテリーの減りが異常に早いな」と感じたら、バッテリーが劣化している可能性があります。こうした場合は、「設定」でバッテリーの状態を確認しましょう。

「バッテリーの状態」を確認する方法

バッテリーの状態は、「設定」で確認できます。「バッテリーの状態」画面では、「最大容量」が表示されます。ここに表示される数値は、バッテリーの状態を示しています。

以下の画像では「100%」となっているので、出荷時(新品)の状態を維持できています。この数値が「90%」「80%」となっている場合は、新品の状態の90%程度(ないしは80%程度)までしか充電ができないということを示しています。

◆操作手順◆
1.「設定」→「バッテリー」をタップ
2.「バッテリー使用量」を確認する

バッテリーを消費しているアプリを確認

「設定」の「バッテリー」画面では、iPhoneにインストールされているアプリがどれだけバッテリーを消費しているかも確認できます。

バッテリー消費が多いアプリを把握すれば、そのアプリのバックグランドでの動作を停止するなどの対策をとることができます。

◆操作手順◆
1.「設定」→「バッテリー」をタップ
2.下部の「App毎のバッテリー使用状況」を確認

バッテリーを長持ちさせる正しい充電方法

iPhoneのバッテリーをより長持ちさせるためには、日ごろの充電をどのように行うか?も大事。

何も意識せずにただ充電すると、過剰に充電しすぎてしまう「過充電」や、逆に残量がかなり少なくなってしまう「過放電」が起こり、バッテリーが劣化しやすくなります。

iPhoneのバッテリーを長持ちさせるためには、適切な環境やタイミングで充電を行う必要があります。

iPhoneは何パーセントになったら充電する?

iPhoneのバッテリーは、電池残量が20%程度になったタイミングで充電するのがベストといわれています。バッテリー残量が20%以下になると、先に紹介した「低電力モード」への切り替えを促すアラートが表示されるので、そのタイミングで充電するとよいでしょう。

また充電をやめるタイミングについては、80%程度でやめるのがベストとされています。100%の状態で充電ケーブルを挿したままにしていると「過充電」の状態となり、バッテリーが劣化する原因になります。100%の状態での充電はやめましょう。80%程度まで充電したらケーブルを外す習慣をつけましょう。

充電をする/やめる電池残量の目安
充電をする:電池残量20%程度
充電をやめる:電池残量80%程度

こんな充電方法はNG!
×100%になっても充電し続ける→過充電に
×10%以下~0%になるまで使ってしまう→過放電に

「ながら充電」もしないようにしよう

動画を視聴しながらやゲームアプリをプレイしながらの「ながら充電」もバッテリーの劣化を促すとされています。

これは充電しながら利用することで、本体が高温になってしまうため。また、フル充電に近い状態(高い電圧にさらされる状態)になるため、それもバッテリー劣化の原因になります。

電池残量を減らさないようにするために、ついついやってしまいがちですが、できるだけ控えるようにしましょう。

iPhoneを使うときの気温にも気を付けよう

iPhoneを使用する際の気温にも気を付けましょう。夏場などは特に注意が必要ですが、炎天下の屋外などで操作すると、本体が発熱しやすくなり、バッテリーに悪影響を及ぼす可能性があります。

Apple公式サイトによると、iPhoneの最適な動作温度は0〜35℃とされています。真夏の炎天下はもちろんですが、できるだけ直射日光や暖房器具の近くなどで使わないようにしましょう。また、iPhoneを充電する際も、こうした気温が高くなりやすい場所は避けたほうがよいでしょう。

まとめ

iPhoneのバッテリーを節約するためには、まずは普段の使い方から見直してみることが大事です。画面の明るさやWi-FiやBluetoothなどの通信機能の使い方などを振り返ってみるとよいでしょう。

また、バッテリーの状態を把握することも重要です。現在、バッテリーがどのような状態にあるかを確認するとともに、電力消費が多いアプリについても知っておくことをおすすめします。これらに加えて、正しい充電の仕方を知れば、ひとまずiPhoneのバッテリー節約に関する知識は必要十分です。

本記事でご紹介した節約術を実践して、iPhoneをより快適に利用してください!

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