スマホの文字入力がどうしても苦手という方は「音声入力」が便利。
入力したい言葉をスマホに話しかけるだけで、魔法のように文字が入力できます。
この記事では、Androidスマホで音声入力をする方法をご紹介します。
※この記事は書籍『老いてこそ、スマホ』(主婦と生活社)との連動記事です。より詳しい内容を知りたい場合は、ぜひ書籍をご覧ください。
Androidスマホで音声入力をしてみよう
「音声入力」は、スマホに向かってしゃべった言葉をスマホが認識し、自動的に文字として変換してくれる機能です。
音声入力を使えば、「ティッシュペーパー」や「牛乳(ぎゅうにゅう)」といった、手で打つのが難しい半音、濁点、半濁点が含まれる単語や、「大阪(おおさか)」などの何度も同じキーをタップしなくてはいけない単語も、ラクラク一発で入力可能。家族や友人に送るメッセージの文面もあっという間に作れてしまいます。
また、ほとんどのAndroidにははじめから搭載されており、気軽に利用できるのも魅力。「文字が打てないから、スマホを思うように使えない」という人は、ぜひ試してみてください。
①音声入力の練習に使うアプリを起動する
まずは、音声入力の練習に利用するアプリを起動しましょう。ここでは、あらかじめ用意されている「Gmail」アプリを利用します。
ホーム画面で、「Google」フォルダを「タップ」(指で画面をトンとやさしく触れる操作)します。
「Gmail」をタップすると、アプリが起動します。
「Gmailの新機能」という画面が表示された場合は、画面下部の「OK」をタップしましょう。続いて、「すべてのメールアドレスを追加できるようになりました」という画面が表示されたら、「GMAILに移動」をタップします。
「Gmail」の基本画面が表示されました。右下の「作成」をタップし、新規メール作成画面を表示させましょう。
これで事前準備は完了です。
②音声入力を利用する
音声入力をしてみましょう。「メールを作成」をタップします。
次に、キーボード上部のマイクの絵柄をタップ。「音声の録音を『Gboard』に許可しますか?」という確認画面が表示されたら、「アプリの使用時のみ」をタップします。
キーボードに「お話しください」と表示され、音声入力ができる状態になりました。入力したい言葉を、スマホに向かってはっきりと話しかけましょう。ここでは、「帰りにスーパーでティッシュペーパーと牛乳900ml(ミリリットル)を買ってきてください。お願いね。」と話しかけます。漢字やカタカナなどへの変換は自動で行われます。
「、(てん)」や「。(まる)」はどうやって入力する?
「。」(句点)を入力したいときは、「まる」と話せばOK。「、」(読点)を入力したいときは、「とうてん」と話します。改行したいときは、「新しい行」と話しましょう。
そのほか、「!」(ビックリマーク)や「?」(クエスチョンマーク)、「@」(アットマーク)などの記号も入力できます。
「、」…とうてん
「。」…まる
「!」…ビックリマーク
「?」…ハテナマーク
改行 …新しい行
「.」 …ドット
「@」…アットマーク
「 …かぎかっこ
」 …かぎかっこ閉じ
③音声入力を終了する
文章の入力が完了したり、音声入力を中断したりしたい場合は、もう一度マイクの絵柄をタップしましょう。キーボードの確定ボタンをタップしてもOKです。誤字がある場合は、あとから手動で修正します。
音声入力は、「LINE」アプリで短いメッセージを送ったり、「Chrome」アプリでちょっとした調べものをしたいときにも便利! 文字入力に苦手意識がある人は、無理に手動での文字入力を覚えようとするのではなく、まずは音声入力を試してみましょう。
コメント