スマホの文字入力がどうしても苦手という方は「音声入力」が便利。
入力したい言葉をスマホに話しかけるだけで、魔法のように文字が入力できます。
この記事ではiPhoneで音声入力をする方法をご紹介します。
※この記事は書籍『老いてこそ、スマホ』（主婦と生活社）との連動記事です。より詳しい内容を知りたい場合は、ぜひ書籍をご覧ください。
iPhoneで音声入力をしてみよう
「音声入力」は、スマホに向かってしゃべった言葉をスマホが認識し、自動的に文字として変換してくれる機能です。
音声入力を使えば、「美術館（びじゅつかん）」や「ティッシュペーパー」といった、手で打つのが難しい半音、濁点、半濁点が含まれる単語や、「大阪（おおさか）」などの何度も同じキーをタップしなくてはいけない単語も、ラクラク一発で入力可能。家族や友人に送るメッセージの文面もあっという間に作れてしまいます。
また、iPhoneにはじめから搭載されており、気軽に利用できるのも魅力。「文字が打てないから、スマホを思うように使えない」という人は、ぜひ試してみてください。
①音声入力の練習に使うアプリを起動する
まずは、音声入力の練習に利用するアプリを起動しましょう。ここでは、あらかじめ用意されている「メモ」アプリを利用します。
ホーム画面で、「メモ」をタップ（指で画面をトンとやさしく触れる操作）します。「ようこそ”メモ”へ」と表示された場合は、画面下部の「続ける」をタップします。
次に、画面右下のペンと紙の絵柄をタップし、新規メモ作成画面を表示させましょう。
これで準備は完了です。
②音声入力を利用する
音声入力を利用してみましょう。キーボードの下部に表示されたマイクの絵柄をタップします。
マイクの絵柄が黒色の状態になり、音声入力ができる状態になりました。入力したい言葉を、スマホに向かってはっきりと話しかけましょう。ここでは、「明日は、市役所に行って住民票の写しをもらってくる必要があります。」と話しかけます。
漢字やカタカナなどへの変換は自動で行われます（「メモ」アプリでは、最初に入力した文字が自動で太文字になります）。
「。」（句点）を入力したいときは、「まる」と話せばOK。「、」（読点）を入力したいときは、「てん」と話します。改行したいときは、「改行」もしくは「新しい行」と話しましょう。ほかにも、「！」（ビックリマーク）や「？」（クエスチョンマーク）、「＠」（アットマーク）などの記号も入力できます。
「、」…てん
「。」…まる
「！」…ビックリマーク
「？」…ハテナマーク
改行 …改行、新しい行
「.」 …ドット
「@」…アットマーク
「→」……やじるし
「 …かぎかっこ
」 …かぎかっこ閉じ
③音声入力を終了する
文章の入力が完了したり、音声入力を中断したりしたい場合は、もう一度マイクの絵柄をタップしましょう。誤字がある場合は、あとから手動で修正します。
音声入力は、「LINE」アプリで短いメッセージを送ったり、「Safari」アプリでちょっとした調べものをしたいときにも便利！ 文字入力に苦手意識がある人は、無理に手動での文字入力を覚えようとするのではなく、まずは音声入力を試してみましょう。
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