モトローラ・モビリティ・ジャパンは6月7日、新スマートフォン「moto g53y 5G」を発表した。gシリーズは求めやすい価格ながらオールラウンドな機能が詰まった機種が揃うが、本機も約6.5インチのディスプレイやおサイフケータイ対応を特徴とした、エントリー~ミドルクラスの新モデルだ。
国内では、ソフトバンクがワイモバイルにて独占販売。機種代金は2万1996円。6月23日に予約開始、6月29日に販売を予定している。
なお、SIMフリー版としてほぼ同機能を備える「moto g53j 5G」も発売する。こちらはモトローラの公式オンラインストアでの価格は3万4800円(税込以下同)。6月7日に予約、6月16日より販売を開始する。
約6.5インチの大画面&Dolby Atmosによる立体音響
本機は約6.5インチ、解像度はHD+(1600×720)のディスプレイを搭載。アスペクト比は20:9と縦長のスッキリした印象だ。リフレッシュレートは120Hz駆動に対応するため、なめらかな画面表示が可能になっている。
さらにサウンド面では、ステレオスピーカーを搭載し、加えて立体音響技術「Dolby Atmos」を採用。低音が強化され、スマホから直に臨場感のある音を楽しめる。大画面ディスプレイとあわせて、映像への高い没入感が期待できそうだ。
アウトカメラは約5000万画素。マクロカメラも搭載
背面には、約5000万画素のメインカメラと約200万画素のマクロカメラの2眼構成。ナイトビジョンやポートレート、マクロ撮影といった機能を備えるほか、4画素を1つの画素として扱う「クワッドピクセルテクノロジー」を採用したことで、光量の少ない場所でも明るく精細な写真を撮影できるのが特徴だ。
前面のインカメラは、約800万画素。被写体の笑顔を認識して自動でシャッターを切る「オートスマイル撮影」機能も搭載する。
安心の電池持ち&おサイフケータイ対応
バッテリーは5000mAhと大容量。外出先で電池切れになる心配は要らないだろう。18Wの急速充電「TurboPower」に対応する。
また、FeliCa、おサイフケータイに対応する点もユーザーにとってうれしいポイントだ。交通系電子マネーをはじめ、iDや楽天Edy、QUICPayも利用可能。マイナンバーカードや運転免許証の読み取り、ワクチン接種証明書アプリにも対応する。
独自のジェスチャー機能がユニーク
ユニークなのが、モトローラ独自のジェスチャー機能。たとえば、本体を持った状態で手首を2回ひねるとカメラが起動する。
ほかにも、以下のジェスチャー機能が用意されている。
・本体を下向きに2回振るとライトが点灯
・3本指で画面にタッチするとスクリーンショットを撮影
・背面を2回タップして特定の操作(アプリ起動、ホーム画面に戻るなど)
そのほか、CPUはSnapdragon 480+5Gを搭載。ワイモバイル版はメモリが4GB、ストレージが128GB。SIMフリー版はメモリが8GB、ストレージが128GBとなっている。nanoSIMとeSIMによるDSDVに対応。指紋認証・顔認証を利用でき、IP52の防水・防塵性能を備えている。
ワイモバイル版「moto g53y 5G」は、機種代金が2万1996円。6月23日に予約、6月29日に販売を開始する。
SIMフリー版「moto g53j 5G」は、公式オンラインストアでの価格が3万4800円。6月7日に予約、6月16日に販売を開始する。
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