【初心者必見】実はとても優秀「ボイスメモ」 録音機能だけじゃない便利な編集術3選

iPhone

便利なアプリを標準搭載しているのがiPhoneのスゴイところ。しかし、意外に活用しきれていないのではないか、と感じるのが「ボイスメモ」アプリです。実はただ録音できるだけかと思いきや、自由度の高い編集機能を備えているんです。

今回は「ボイスメモ」アプリでできる編集機能をご紹介します。会議やプレゼン内容の記録はもちろん、楽器の練習なんかにも便利ですよ。

編集機能その①:上書き再録音

録音中に雑音が入ってしまったとき、その手前から再録音することで雑音部分を上書きできます。ギターの練習中でも頭から録り直す必要はありません(1曲通して弾かないと意味がないかもしれませんが……)。

最初に「ボイスメモ」アプリを開き、「すべての録音」をタップすると録音データのリストが開きます。そこから再録音するデータを選択し、右上の「…」をタップしましょう。

 

 

「ボイスメモ」アプリを開き「すべての録音」をタップ(写真=左)。リストから再録音するデータを選択、右上の「…」をタップします(写真=右)

メニューから「録音を編集」を選択すると編集画面に移行します。画面中央の波形内を左右にスライドして再編集する箇所へ動かします。

メニューから「録音を編集」をタップ(写真=左)。波形内を左右にスライドして動かします(写真=右)

上書きする箇所を見つけたら、上書きしたい部分より前に青線が来るように波形を動かしたら、画面下の「再録音」をタップ。青線を置いた箇所から録音が始まります。再録音ができたら「停止」ボタンをタップし、右横の「完了」をタップして編集完了です。


上書きする箇所を見つけたら(写真=左)、上書きしたい部分より前に青線が来るように波形を移動させ、「再録音」をタップします(写真=右)

再録音が開始されます。録音できたら「停止」ボタンをタップ(写真=左)。右横の「完了」をタップします(写真=右)

このように雑音が入ってしまったときや、演奏を間違えてしまったときに、その時点から自由に録り直すことができます。

編集機能その②:余白を削除

会議やプレゼン中には、資料に目を通したり、その場でアイデアを考えたりする時間もあるでしょう。そうした時間は録音を聞き返す際に「余白」になってしまいます。そこで使いたいのがトリミング機能。余分な部分を指定して削除できます。

まず録音を一時停止したら、波形の右上にあるアイコンをタップします。すると、黄色の線が表示されます。

波形の右上のアイコンをタップ(写真=左)。黄色い線と枠が表示されます(写真=右)

黄色い線(の上下両端の丸い部分)を動かして、削除する範囲を決めます。最初に画面下部の黄色い枠を動かして大まかな範囲を決めたら、上の線を動かして位置を微調整するといいでしょう。「削除」をタップすると指定範囲が消えます。

線(枠)を動かして範囲を指定し、「削除」をタップ(写真=左)。余白が消え、音声の開始地点が早まりました(写真=右)

ちなみに、範囲を指定したあと「トリミング」をタップすると、その範囲だけを残すことができます。

編集機能その③:削除した録音を復元

録音した大切なデータをうっかり削除してしまった、いらないと思って削除したけどやっぱり必要だった、なんてこともあるでしょう。そんなときは、「最近削除した項目」からデータを復元することが可能です。

「ボイスメモ」アプリを開き、「最近削除した項目」を選択します。すると、直近30日以内に削除された録音データがリストになっています。そこから、復元したいデータを選択しましょう。

 

 

「ボイスメモ」アプリを開き、「最近削除した項目」を選択(写真=左)。削除削除した録音データのリストから復元したいデータをタップします(写真=右)

再生ボタンの左側にある「復元」をタップ→「1件の録音を復元」を選択しましょう。すると削除リストからデータが消え、録音データが保存されているリストへ移行します。これで、復元完了です。

 

再生ボタンの左側にある「復元」をタップ(写真=左)。「1件の録音を復元」を選択します(写真=右)

削除リストからデータが消え(写真=左)録音データが保存されているリストに復元された(写真=右)

復元は、削除から30日以内のものであれば復元可能です。30日を過ぎたものは「最近削除した項目」からも消えてしまうので注意しましょう。

「ボイスメモ」アプリの便利な機能については、こちらの記事でも紹介しています。ぜひご覧ください。

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